1人-1点の作品を選び1票とし複数で行わない。基準は人数がデザイン点数と同程度で1人の持ち時間は約3分程度
「自分の作品以外の作品」を1点選び、一度に複数で行わない。1人の持ち時間は約3分程度。
栃木県デザイン協会
「デザイン審査規定と方法」

デザインの審査は依頼側だけで選択しても良い結果が得られません。またデザイナー側だけで選んでも効果がでるとは限りません。栃木県デザイン協会は今まで様々なデザイン審査の多くの「経験」から、デザインの「水準」や「レベル」を考えたうえで最も「中立」で「公平」で「効果的」な下記のデザイン審査を行っています。

1--審査方法は「応募者/デザイナー」と「依頼者の定められた委員」で行います。
2--DATの応募者側は「自分の作品以外」を「1人1票1得点」として選出します。
3--依頼者の定められた委員は「1人1票1得点」を選出します。
4--双方の得点を「同比率」にするために係数を試算し、合計得点の最も多い作品を決定します。
  *同比率の「係数試算」とは双方の審査人数の差異に対する「指数」を割だし得点へ「乗算」します。


「例」
たとえばDAT側=12人、県側18人とした場合、DAT側は自分以外の選出なので、(11÷12)×12=10.99人とし、18人÷10.99人=1.64という差異の係数が出ます。審査人数の少ない側(DAT側)へこの数字を得票点数に乗算して、双方同等の数字を割だし合計してゆく方法です。

●最終審査は行わず、双方どちらか後におこなわれる審査後合計得点の最も多い作品が決定されるため、先に審査が行われた結果は絶対に公表、泥漏してはいけません。インターネットによる審査が可能です。また発表や受賞式もその場で行う事もできます。

●作品には裏面に作者氏名などはいっさい明記せず、番号またはアルファベットのみを裏面に明記します。

●双方の審査・得点の進行や得点機密などの管理は、DAT側=事務局(担当者)、依頼側=(担当者)が行いますが、会の会長や理事、責任者であってはなりません。各会が討議の上で相応しい担当レベルの人選とします。

「審査や選定に関する注意」
以下のことはモラル(道徳)という面で当然のことですが、審査にかんする基本的な基準を示すものです。

*審査に関しては一切*「あれが良い」「ここがこうだ」「***が好きだ」などと、作品に対することや作品に指など指したり推奨したりする言動や行為。他の人にまどわされずに自分の意志で決定してください。
デザイナー側 依頼者側
それぞれの得点を合計した中で
最も得点の多い作品を決定する。
(係数をかけて同比率にした得点とする。)

●インターネットの審査に関しては、2つの方法があります。この場合、事前に各審査員(応募デザイナー含)に連絡されます。
1、DATのホームページに配置し、パスワード入力によって審査員のみ閲覧できる仕組みの方法。
2.メールアドレス取得者が多い場合は、PDF(世界共通グラフィック画像圧縮)配付によるメール添付する方法
もっと詳しく見る審査例--「ポスターの審査」「マークの審査」